「坂のまち」の地形モデル

渋谷はその名前が示す通り、””が存在しまたそれが入り組んだかたちとなっていることより”坂道”が多く存在し、繁華街として新宿池袋などとはかなり違った構成となっています。このように渋谷とその周辺エリアがいわば「坂のまち」となっていることが良く分かる様に、道玄坂地区も含めた渋谷周辺での3D地形図モデルを作ってみました。

以下の図をクリックすると、渋谷・道玄坂における””の様子、また”尾根”と””の様子を、3D地形図モデルを自分で動かして見ることが出来ます。なお、坂の様子が分かりやすくなるように、高低差は水平方向に対し3倍に強調しております。

数値地図、数値標高モデル(国土地理院)を加工して作成。

マウスの左ボタンにより画面の回転、ホイールによりズームイン・アウトが、また、コントロールキーを押しながら、マウスの左ボタンをドラッグすることで、画面位置の移動が出来ます。

坂道や地形の魅力を引き出す

渋谷のなかでも道玄坂地区は特に”尾根”と”谷”とが入り組んだ地形となっており、至るところに”坂道”が現れるようになっています。

坂道を往くには、上り下りの大変さも要することとはなりますが、景観上のおもしろさや、車等も入りづらく人間中心的といった空間の雰囲気など、坂道にはさまざまな魅力が存在するものと言えます。

こうした坂の魅力またまちの魅力を、より多く引き出していける様に、道玄坂地区のまちづくりの検討においてもさまざまに議論を重ねていきたいと考えています。