3/23(火) 第2回 道玄坂まちづくり勉強会 を行いました。

 一昨年(2019年)に行った道玄坂まちづくり勉強会(第1ラウンド)での成果をとりまとめ、地元からの地区計画の案として2019年11月に渋谷区に対し提案したものは、その後、渋谷区主催のまちづくり意見交換会での検討等を経た上で、先月の3/5に、渋谷区により「道玄坂二丁目地区 地区計画」として都市計画決定されました。
 その「地区計画」の内容を踏まえ、第2ラウンドとして更なるまちづくりの方向性検討を行なっていくため、第1回目の2/12(金)に続き、第2回目のまちづくり勉強会を3/23(火)に行いました。道玄坂まちづくり協議会のメンバーの方々など、企業も含めた当地域にかかわる方、また渋谷区の方にもご参加頂いた上で行いました。

 今回の勉強会においては、「道玄坂二丁目地区 地区計画」のなかに掲げてある「地区計画の目標」を踏まえ、今後の道玄坂地区におけるまちづくりの方向性として重要であると捉えている、
・渋谷らしい連続するにぎわいの創出
・大規模、中小規模の建物が共存する多様なスケールの都市空間
・回遊性を高めるための歩行者ネットワークの創出・強化
に焦点を当てるかたちで、前半でそのイメージを膨らませるべく、検討及び議論のための題材提供を行いました。
(以下はその際のパワーポイント資料からの抜粋。多様なスケールの都市空間の参考イメージとしてのもの。)

 後半で意見交換等を行い、参加者の方々より以下のような意見が出されました。
・にぎわい等のための広場は、より人を引きつけるようにするため、その視認性などの面も含めまちづくりなかでの検討が必要。
・道玄坂の魅力は雑多なところにあり、建替えや開発がそれぞれの方向を向いていても、関係者の気持ちが通じていれば良いのでは。
・銀座や自由が丘など、参考になりそうな先行事例の研究も重要。
・道玄坂では、店舗空間がまちに対して開かれ建ち並び、めぐり歩いて楽しい空間であることが重要で、再開発における事業者等も含め地域の関係者が手を取り合って進めていくようなかたちが大事。

 この勉強会は、当地区におけるまちづくりの検討を深めていくため、今後も継続して行っていくこととしています。皆さんの積極的なご参加をお待ちしておりますので。