2/12(金) 第1回 道玄坂まちづくり勉強会 を行いました。
一昨年(2019年)に行われた道玄坂まちづくり勉強会(第1ラウンド)とそのまとめとしての地元からの地区計画の提案を受け、先日(3/5)、渋谷区において「道玄坂二丁目地区 地区計画」等が都市計画決定されました。今回の勉強会は、その「地区計画」等を踏まえ、第2ラウンドとして今後のまちづくりの方向性の検討を行なっていくにあたって、その第1回目として行ったものです。
道玄坂まちづくり協議会のメンバーの方々など、企業も含めた当地域にかかわる方、また渋谷区の方にもご参加頂いた上で行われました。
第1ラウンドの勉強会での振返りを行いつつ、今回計画決定された地区計画のなかでの「まちづくりの目標」(※ 末尾部分参照)は、今後の検討を行なうにあたってのベースともなるものであること、また地区施設等によりもたらされると考えられる、地区内における回遊性の向上などを、3D GISによる立体画像等を活用しながら具体的にイメージ出来るようにしていくなど、今後の検討に向けて認識しておいて頂きたい内容等、前半で題材提供が行われました。(以下はその際の3D GISより、将来の地区内における通路、広場等ネットワークの参考イメージとして)
後半で意見交換を行い、参加者の方々より以下のような意見が出されました。
・道玄坂二丁目南地区での再開発により実現していくであろう、マークシティとの間の連絡通路により、地区内外の回遊性向上が期待出来る。
・地元と企業が連携してウィンウィンの関係を築いていくような取り組みは、当地区の今後のまちづくりを推進していく上でも非常に重要。
この勉強会は、当地区におけるまちづくりの検討を深めていくため、今後も継続して行っていくこととしています。皆さんの積極的なご参加をお待ちしておりますので。
※「道玄坂二丁目地区 地区計画」における「まちづくりの目標」
1 路面店や坂などを活かした渋谷らしい連続するにぎわいの創出
2 大規模開発と中小規模の建築物が共存した、多様なスケールの都市空間の維持・創出
3 地区内外の回遊性を高める歩行者ネットワークの創出・強化
4 起伏のある地形を活かした界隈性を有する路地的空間の継承
5 まちの中の緑の拡充や保全、連続した緑の充実
6 地震や水害などの災害に強い安全安心なまちの実現